京都五山送り火の大文字で、東日本大震災の津波で倒れた岩手県陸前高田市の松をいっしょに燃やそうという計画が進んでいるとニュースで知り、わたしも「ああ、それは良いことだなあ」と思っていましたが、7日になって急遽中止との報道がありました。
どうやら放射性物質の汚染を懸念する意見が数十件寄せられ、大文字保存会がやむなく中止を決めたとのこと。


そのため、京都市には
「被災地を差別する行為だ」
「中止を撤回すべき」
五山の送り火なんて見たくない」
「被災地の思いが無駄になる」
「京都に裏切られた」
「風評被害に加担するのは日本人として恥ずかしい」
「京都市民として恥ずかしい」
送り火は死者を鎮魂する場で被災者の思いに応えられる場。『いちげんさんお断り』のようで、京都市民として恥ずかしい」
「陸前高田市は原発から離れているのに、被災地の思いを届けようとする真摯な取り組みをなぜ中止するのか」
など、抗議の電話やメールが殺到しているそうです。
(8月9日の時点で京都府と京都市に1000件以上)




京都市民としてたいへん情けなく思います。
いろいろと思うことを書いてみましたが、うまく表現できていない気がしますので、後半は削除します。


ただ、誤解があると思えるのは、この計画は京都市や送り火保存会が発案したわけではなく、陸前高田市や被災地のひとびとが提案したわけでもないということです。
これは大分県の芸術家の人のプロジェクト。
進むにつれて、だんだんややこしいことに・・・。
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