ケーブル比叡の駅のそばの展望広場からの昼間の景色です。
「左大文字」がよく見えます。ただ、斜めなので大には見えません。
「船形」はとても見やすいですが、こちらも斜め。
妙法は宝ヶ池の向こう側の斜面なので、見えません。
琵琶湖の花火なら、比叡山ドライブウェイのいくつかの展望所はかなりの特等席ですが、五山送り火を比叡山から見るというのはあまりおすすめではありません。
ただ、すでに秋の夜となった雰囲気の中で遠い送り火を見るのは、また違う風情を感じられるかもしれません。
さて、比叡山といえば、京都のひとが「大文字焼き」という呼び方を嫌う理由のキーワードのひとつが思い浮かびます。
「大文字焼き」と聞くと「織田信長の比叡山焼き討ち」を連想するから、嫌うのだとか。
なんとなくウソ臭い説ですね。
「焼き」から比叡山焼き討ちを連想する人がいったい京都に何人いるというのでしょう。
ほとんどこじつけですねえ。これは。
(もちろん大文字焼きとは呼ばないほうがベターです。大文字焼きを嫌悪する人は実際たくさんおられますので。)
織田信長の比叡山焼き討ちは、1571年9月30日の出来事。(元亀2年9月12日)
織田信長の軍勢が比叡山の堂塔500余棟すべてを焼き払い、殺された僧侶は3000人とも4000人とも。
最近の発掘調査ではそれは大きな誇張ではないかとも言われています。焼けた形跡が見つかったのは根本中堂と大講堂だけで、人骨も発見されていないようです。比叡山麓の坂本の町を焼いたという説も。
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