2015年8月16日。日曜日。
今年は船岡山の近くから左大文字の送り火を見ました。
この夏は猛暑が長く続きました。京都の猛暑日はなんと12日連続!
永遠に暑い日が続くような錯覚に陥るほどでしたが、お盆に入るとちょっと暑さも和らぎました。
今日は秋めいた風が吹いて、とても心地よい夜となりました。
何度か小雨がパラつきましたが、送り火が終わるまではたいした雨にはならずに済みました。
6時半頃に金閣寺あたりをひと回り散歩。
金閣寺門前の駐車場ではすでに場所取りをしている人も30人ほど。
浴衣の小学生も明るいうちからスタンバイ。
カトリック衣笠教会や創価学会の駐車場あたりにも数人待っている方がおられました。
大勢のみなさんが作業をしています。水をまいているのも見えます。
日が暮れました。
8時を過ぎてもまだツクツクボウシが鳴いています。
山では火がひとつ点いたり、消えたり。指示の声も聞こえます。
8時10分頃からノの字がゆっくり現れました。
次にうっすらと大の字形が見え、いったん消えたあと、人の字になりました。
そのあと水平の棒が出て、完全な大文字に。
近所の人々がうちから出て来るのは、火の点る5分くらい前。
完全に大の字になってから、パラパラと集まってきます。
お盆の夜に家を出ると、普段会わない人にも会うでしょう。
「うわ!ひさしぶり〜!」なんて声も聞こえてきます。
こどももいっぱい出てきます。
いつも思いますが、近所の人は撤収が早いです。
点火して15分も経つと、送り火はまだ勢いよく燃えているのに、みんな家に入ってしまいます。
とてもあっさりした感じです。
京都府警の発表では、送り火の人出は6万人。
天気予報で、曇りのち雨となっていましたので、近県からの見物客は少なかったかもしれません。
帰りの渋滞もあまりひどくはありませんでした。
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