二条大橋
鴨川にかかる橋、二条大橋。
微妙な感じで、大文字と妙法の妙の送り火が見えます。
大文字は建物の上に。
妙の字は上部だけ。
わざわざここから見るのは得策ではなさそうです。
所在地 | 京都府京都市中京区鉾田町 |
アクセス | 地下鉄「京都市役所前」下車 |
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https://bigkarasu.com/nijo.html二条大橋で大文字送り火
三条大橋
交通の便の良い三条大橋でも送り火は見えます。
東海道の終点であり、中山道の終点でもある有名な橋ですが、
五山の送り火を見るにはそれほど適した場所とは言えません。
橋のたもとからだんのうさんの屋根の上の大文字を見る。
北側にはスターバックスコーヒー京都三条大橋店があり、ここには納涼床(川に張り出したテラス席)がありますので、その席を狙ってみるのもいいかもしれません。
なお、トンビが餌を狙ってくることがあるそうなので、大事なものはしっかり守ってください。
所在地 | 京都府京都市東山区大橋町 |
アクセス | 京阪「三条駅」・地下鉄「三条京阪駅」下車、地上へ出てすぐ。 |
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https://bigkarasu.com/sanjo.html三条大橋で大文字送り火
2019年の8月16日。
今年は吉田山の東側の斜面から大文字の送り火を見ることにしました。
吉田山・神楽岡の送り火観賞スポットの情報はこちらにあります。
車は真如堂の門前のコインパーキングに。
18時過ぎに入れて、30分200円、20時からは1時間100円なので駐車料金は900円でした。
以前はここにはコインパーキングがひとつだけだったのですが、いまは3つもできていて、ガラガラでした。
紅葉のシーズンなら満車になるのかもしれません。
さて、まずは真如堂にお参りにいきます。
参道にはロウソクが入った小さな灯篭が並べられ、本堂の前にはたくさんの灯篭が大の字の形を作っています。
これらは19時半の法要開始とともにに火が入れられるそうです。
吉田山に登るのは、茂庵の登り口から。
風情のある石段ですが、まっすぐ登るのでちょっとしんどいです。
18時40分ごろに到着です。
今回は上のほうまで登らず、大正時代にできた貸家住宅群のあたりで見ることに。
吉田山は大文字を眺めるだけなら良いスポットは無数にあるのですが、いちおう写真も撮らねばならないので、電線やら電柱やら茂っている木々を避けると場所は限られてきます。
だんだんと日が暮れて暗くなってきます。
正面の大文字には懐中電灯がちらちらと見えます。
台風10号が過ぎたあとですが、空は雲に覆われ、あまり爽快な夜ではありません。
そしてなにより風が凪いでいて、じめじめと蒸し暑く、つらい待ち時間でした。
7時半になると、真如堂の法要の声が聞こえてきて、まわりのこどもたちが怯えます。「おばけの声や」とかいうて。
いよいよ8時ちょうど。
パラパラと火が付き始め、しばらくして完全な大の字に。
大文字山と吉田山は少し距離があるため、大迫力の送り火ではありません。
風向きもあるのでしょうけれど、静かな送り火です。
8時半を過ぎ火は減り始め、長い時間をかけて消えて行きました。
突然山の端から明るい満月がポコッと出て、歓声があがりました。
残念ながら満月はすぐに黒い雲に隠れ、出たり入ったりしているうちに大文字の火はどんどんと消えていきました。
そのあと懐中電灯の光がいっぱいになるのは、保存会のかたがたのほか、消し炭を早速拾うひともいるのかもしれません。
帰り道には懐中電灯のピカピカはずっと続いていました。
お読みいただきありがとうございました。
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https://bigkarasu.com/daimonji-yoshidayama.html大文字の送り火を見ました(吉田山から)
五山送り火・
大文字送り火といえば誰もが思いつく鑑賞ポイントがこの
出町三角州付近。鴨川のYの字になったところ。
賀茂川と高野川の合流する地点です。
鴨川デルタとも。
丸太町通りより北にかかる橋は
送り火鑑賞がしやすいスポットですが、
その中でももっとも有名な
送り火鑑賞スポットといえばここ
出町三角州でしょう。
送り火の夜の鴨川デルタ。
だいぶん昔の鴨川デルタ。あまり変わっていませんね・・・。
広々とした
出町三角州。開放感があります。飛び石を渡るこどもたちが楽しそうです。出町三角州にかかる今出川賀茂大橋から見た景色です。
高野川のほうにかかる1本北側の
河合橋の向こう(上流)を見れば、法の字がよく見えます。
今出川賀茂大橋に立ち東を見ると迫力ある
大文字の送り火が見えます。
賀茂大橋の歩道から。電線はかかっていますが、きれいに大の字が見えます。
写真は賀茂大橋西岸のちょっと北側から見た大文字。
さらにその少し北から。
賀茂大橋より東側の今出川通りの歩道から。
大文字は出町三角州から見て東の少し南に位置します。
(写真:google提供)
今も昔も
鴨川は多くの人が集まる見物スポット。
ただし送り火当日の人出はすごい!
でも、混んでいても川なので開放感はあります。
このへんで送り火を見ようというなら早めに現地に行って、良い場所をキープしましょう。
集中豪雨のため、河川敷におりることが禁止されたのは2014年のこと。警察の指導には必ず従いましょう。
大勢の警察のかたが市民の安全を守っています。
河合橋上に立ち東を向くと正面に
大文字。
河合橋上に立ち北を向けば、御蔭橋の向こうに法の字。
北から見る河合橋。奥に重なるのが賀茂大橋。
賀茂川のほうにかかる1本北側の
出町橋からも大文字がよく見えます。
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https://bigkarasu.com/post-14.html鴨川デルタ(出町三角州)で五山送り火
広い広い京都御苑。京都市民の憩いの場所です。
夏にはサルスベリのピンクの花が爆咲き。
京都御苑は
大文字送り火を見る人気スポットです。
京都御苑から見た大文字
いつもなら夜は真っ暗な
京都御苑ですが、8月16日だけは
大文字の送り火を見る人のために、中立売南休憩所と中立売南休憩所+PLUSが夜9時まで開いています。8時がラストオーダーとなりますが、ハンバーガーや飲み物も注文できますので、ご利用ください。
(富小路休憩所は普段と同じで午後4時半に閉まります)
駐車場も9時まで延長されますので、車で行くこともできます。
中立売西駐車場のほうに入れれば、9時以降も出庫できますので、焦らないで済みます。
仙洞御所越しの大文字。
大文字は御所の真東方向です。斜面が少し北を向いているので、字形もほんの少し斜めです。
(写真:googleより)
御所の天皇さんから見えやすい山を選んで
送り火がされたとも言われますが、いまは
大文字だけしか見えないようです。
御苑は巨木が多いので、あまり山は見えないのです。
送り火見物の人はけっこう大勢来られますが、
京都御苑はびっくりするほど広いので、あまり混雑した感じにはなりません。
門は清和院御門。
大文字送り火を見るには、清和院御門や乾御門〜京都御所築地塀北側、寺町御門〜仙洞御所南の一部、建礼門前などがいいでしょう。
いろいろな場所から見ることができますので、できれば明るいうちに下見をするといいでしょう。
大文字の火床から見た京都御苑。広く地面が見えているところがけっこうありますね。
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https://bigkarasu.com/post-4.html京都御苑で大文字送り火
吉田山へは、東側の神楽岡コースの道を登りましょう。
途中の斜面の至る所から遮るもののない
大文字を見ることができます。
そこは大正時代に谷川茂次朗が作った高級貸家住宅群。トータルコーディネイトされていてとても落ち着いた雰囲気の場所です。当時は京大の先生たちが借りたのだそうです。
大文字がきれいに見えるところは無数にありますので、好きな場所を探してみてください。
(吉田山から見る大文字)
北のほうへ歩くと法の字も見えます。
吉田山の上まで登ってしまうと、木が繁っていて、眺望のあるところは少なくなります。
わかりやすいのは吉田山山頂の休憩公園と、カフェの
茂庵です。
山頂の公園は以前は汚いかんじでしたが、現在はきれいに整備されて東屋があり、大文字が見えるように樹木の剪定もされています。
ばっちり大文字の字形が見えます!
太文字になっているように見えますが。
大正末期に建てられた
茂庵。
茂庵は予約が必要ですが、窓の両側の「大」と、「船形」「鳥居」を見ることができるスイートスポットです。
茂庵の西側の窓の向こうには
左大文字。
詳細はこちら
>> 茂庵 公式サイト
吉田山には北側からも登れます。距離は短いもののけっこうな斜度で息が切れます。さすが京都の誇る末端膨隆丘!
こちらは竹中稲荷神社。吉田山山頂や茂庵より南側です。
吉田山のふもとの
吉田山荘では大文字送り火の鑑賞会を行っています。
吉田山を下りても、
大文字はこんなによく見えます。
神楽岡通りまで下りてきました。大文字は高い位置にありますね。
大文字の火床から神楽岡を見てみるとこんなかんじ。
窓から大文字が見えるお宅や建物もいっぱいありますね。いいなあ。
11月下旬紅葉シーズンの大文字。
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https://bigkarasu.com/post-16.html吉田山、神楽岡、茂庵で五山送り火
京都御苑の南東角近くに建つデザイナーズホテル「THE SCREEN」では大文字送り火を鑑賞する宿泊プランが用意されています。
送り火を見る場所は、最上階のオープンテラス「そら床」です。
夕食は、五山の送り火限定フレンチディナーコースに加えてフリードリンク。
送り火を見ているあいだにはシャンパンも提供されます。
夕食の時間は送り火前17:30または送り火後の20:30を選びます。
お部屋はスイートルームが用意されています。
>>ザ スクリーンの予約状況をいますぐ見てみる
THE SCREEN(ザ・スクリーン)
京都府 京都市中京区寺町丸太町下ル下御霊前町640-1
御所の南東の角から丸太町通りを渡ればすぐです。
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https://bigkarasu.com/the-screen.htmlTHE SCREENで大文字送り火
金戒光明寺の西側に建つ善正寺さんの本堂北の墓地は丘になっていて、真如堂の三重塔越しの大文字を見ることができます。
電柱と電線とアンテナだらけですが。
当日開いているかどうかは確認していません。
駐車場からは左大文字が見えます。
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https://bigkarasu.com/zenshoji.html善正寺で五山送り火
真如堂の北の吉田神楽岡墓地は高台になっていますので、如意ヶ嶽の大文字がすっきりとよく見えます。
真如堂から車で白川通りに出るときに、間違って入ってしまいそうになる墓地です。
ちょうどお墓の掃除をされている方がおられたのでうかがうと、「送り火のときは、檀家さんやら近所の人やらがけっこう見に来たはるで。」とのこと。
お墓の敷地に入らなくても、あいだの道からも十分よく見えますので、われわれ部外者は道から見せていただきましょう。
吉田神楽岡墓地
京都府京都市左京区吉田神楽岡町29
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https://bigkarasu.com/yoshidakaguraokabochi.html吉田神楽岡墓地から大文字送り火
嵐山高雄パークウェイの愛宕山展望台には、
大文字展望テラスが設置されていて、遠いですがさえぎるものなく、京都の夜景とともに、右
大文字を鑑賞することができます。
8月16日は営業時間が21時まで延長されます。(入場は20時まで)
嵐山高雄パークウェイでは夜間通行割引が実施され、普通車なら17時以降590円で入れます。(2015年の情報)
嵐山高雄パークウェイの夜間通行割引半額サービスが廃止されました。ご注意ください。(2016年2月)
ベンチもあり、飲み物やソフトクリームの販売もありますので、快適に鑑賞できるでしょう。
(写真:公式サイトより引用)
大文字展望テラスでなくとも、小倉山展望台からもよく見えます。
なお、
大文字を見た後、急いで清滝口ゲート(嵐山のほうのゲート)を出れば、すぐ近くに
鳥居形を見ることができます。
移動があるので、落ち着かないかもしれませんが。
公式サイトにくわしい情報が発表されます。
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https://bigkarasu.com/post-80.html嵐山高雄パークウェイから五山送り火