御薗橋の少し上流から見た船形。(googleより)
アクセス:JR京都駅から市バス9、快速9、阪急河原町駅、京阪三条駅から市バス37で「上賀茂御薗橋」または「西賀茂車庫前」下車。
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極上ディナー+最上階から素晴らしい送り火鑑賞!そのまま渋滞知らずで優雅に宿泊。
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京都大文字送り火 鑑賞スポット・穴場スポット情報&送り火が見えるホテル。五山送り火は8月16日。2024年はどこで送り火を見ましょうか?大文字焼きと呼ぶひとも
御薗橋の少し上流から見た船形。(googleより)
アクセス:JR京都駅から市バス9、快速9、阪急河原町駅、京阪三条駅から市バス37で「上賀茂御薗橋」または「西賀茂車庫前」下車。
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左大文字は金閣寺の少し北にあります。左に見える池が金閣寺。
「金閣寺前」交差点を中心として西大路通からも北大路通からも左大文字はよく見えます。
西大路通と北大路通がつながる地点、カトリック衣笠教会の辺りもよいですね。
火床から見たカトリック衣笠教会。手前の駐車場には入ることはできません。
わら天神前のあたりもよいでしょう。
西大路通りからならだいぶん南に離れても絶えず正面に左大文字の「大」が見えます。
北野白梅町、円町まで下がっても、西院まで下がっても、五条通りまで下がっても見えます。
円町から見る左大文字。
こちらは左大文字の火床から見た西大路通り。どこまでも道の中央が見えています。
通りの真ん中が一番よく見えるので、赤信号の度に大勢が車道に出て来て写真を撮るという珍現象が起きます。
横断歩道で写真を撮る人々。写真の左上の方向に左大文字が燃えています。
斜めでだいぶん扁平になりますが、金閣寺の門前からも見えます。
北大路通りもかなり遠くから左大文字を望むことができます。
こちらは北大路の東端、白川通。遥か向こうに左大文字。
こちらは北大路通り大徳寺あたり。
わたしが撮った2015年の左大文字。北大路通りより北側から。送り火鑑賞レポートはこちら
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所在地 | 京都府京都市下京区東堀川通り塩小路下ル松明町1番地 |
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アクセス | 京都駅から徒歩約7分 |
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京都で「大文字焼き」ということばはなぜか禁句のような雰囲気を持っています。
「大文字焼き」と聞くと無性にいやがるひとは確かにいます。
「大文字焼きって・・・大判焼きとちゃうねんから」とか言うて。
「大文字送り火」「五山の送り火」というのが現在の公式の呼び方です。
まとめて「大文字五山送り火」とも。
音のない静かな宗教行事ですから、送り火のほうがイメージにも合っていますね。
「焼き」ではなんだか威勢がいいというか騒がしいような...。
ただし、江戸時代には京都でも「大文字焼き」と呼んでいたという記録があります。
昭和になってからも多くの京都人が大文字焼きと呼んでいます。
あんまりムキになって「大文字焼きではない!」というのはあさはかで大人げない...。
歴史的には大文字焼きが先。由緒正しいのは「大文字焼き」でしょう。
ことばは変化するもの。
昔は「大文字焼き」が正解で、「送り火」は明治以後に浸透しはじめた呼び方。
「五山の送り火」となるとかなり最近で、昭和以降でしょう。(戦後という説もあります)
公の立場でない京都の地元の人は平気で「大文字焼き」という人も多いのです。
京都西陣生まれの入江敦彦氏の京都本『京都人だけが知っている』の中にも「大文字焼き」と書かれています。
祇園出身の杉本彩さんも「大文字焼き」と呼んでいます。
松本清張氏の小説「火と汐」の中でも、大文字焼きと五山の送り火の両方の表記があるが、大文字焼きが優勢。
「大文字焼き」をいやがる人は、わりとここ最近の京都人かもしれません。
歴史を学べば、「京都に大文字焼きなんておまへんで」などというシニカルな発言はできなくなるはずです。
京都の大文字焼きが全国に広がり、各地の大文字焼きとなり、そのあとで本家の京都がハシゴを外して、大文字焼きと呼ばなくなったという経緯でしょうか。
こんなニュアンスかも。
結論としては、
「大文字焼き」も「大文字送り火」もどちらも間違いではない。
公式には「大文字送り火」。
「大文字焼き」は通称・俗称。
そもそも会話では、「五山」も「焼き」もつけずに単に「だいもんじ」という人がもっとも多いと思います。
妙法も船形も「だいもんじ」!(すごくテキトーです)
あるいは敬称をつけて「だいもんじさん」(これはけっこう年配の方か)。
あるいは単に「送り火」という人も多いです。
ニュースで「大文字焼き」ときくのは違和感があります。俗称だから公的なものには使いません。
「大文字山焼き」というと、完全にペケです。
若草山のような山焼きではないということで。
ちなみに大文字焼きと呼ぶ行事には次のようなものがあります。
● 秋田県大館市の大文字まつりの鳳凰山大文字焼き。
● 神奈川県足柄下郡箱根町で行われる箱根大文字焼き。
● 静岡県三島市で行われる三島大文字焼き。京都の2倍の大きさだそうです。
● 山梨県笛吹市一宮町の大文字焼き。
● 栃木県佐野市の三毳山(みかも山)で行われる三毳山大文字焼き。
大文字焼きは関東に多いようです。
だから関東の人は自然に大文字焼きと言ってしまうのでしょう。
でも、箱根大文字焼きの始まった大正時代には、まだ京都でも「大文字焼き」のほうが優勢だったはず。(五山送り火という名称はまだ存在しません)
ですから、京都にならって大文字焼きという名前をつけたわけで、大文字焼きという呼び方を関東の人に広めた張本人は本家京都だとも考えられるのです。
参考になる本:
京都の祭り暦/森谷 尅久
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元東伏見宮別邸の吉田山荘では、8月16日に「精霊を夜空に送る」と題して大文字送り火の鑑賞会が行われます。
吉田山荘からは真如堂の伽藍の向こうに大文字が見えます。
予約が必要です。
食事つき鑑賞コースと食事なしの鑑賞コースがあります。
食事つき鑑賞コースでは、大文字を眺めながら懐石料理をいただきます。
お酒を注いだ塗りの器に燃える大文字を映して飲み一年の無事を祈ります。
料 金(過去の例):食事付鑑賞コース39,800円、鑑賞コース8,500円
詳細は直接吉田山荘さんにお問合せください。
》 》 吉田山荘
所在地 | 京都市左京区吉田下大路町59-1 |
---|---|
アクセス | 市バス「銀閣寺道」下車、徒歩7分 |
駐車場 | 屋外 3台 |
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※ 船岡山公園は年々まわりの樹々が伸びていて眺望が減っています。
以前は鳥居以外の四山がよく見えましたが、2021年6月の時点では木がボーボーで左右の大文字以外はがんばらないとなかなか見えませんでした。現時点では建勲神社の拝殿前から東の方向を見るか、山頂付近から西側の左大文字ひとつだけを見るのが見やすかったです。
2023年までにすっきりとした眺望を復活させるための改良が行われるそうです。
船岡山は北大路通の南側にある112メートルの小高い丘。
平安京の中心線の基準となった丘です。あの清少納言もここらへんを牛車でうろうろしていました。
雲林院とか寄ったりして。
船岡山からの五山の位置関係。一番近いのは左大文字です。
左大文字と船形。(西〜北方面)真ん中手前の小山が船岡山です。
妙法・比叡山と右の大文字。(東方面)
左大文字の火床から見る船岡山。
遠くに吉田山と右の大文字も見えます。
右の大文字・左の大文字・妙法・舟形と、鳥居形以外5種類の字形がよく見えるので、当日は人でごった返します。
右の大文字。
船形。(雪の日の写真ですみません)
左大文字。
左大文字は近いので迫力があります!
妙法。(雪の日の写真ですみません)
1つの地点から5つの字形をいっぺんに観覧するポイントはありますが、そのポイントはとっても狭いです。
チャレンジしてみてください!(昼間は見えましたが、当日は人が多くて無理かも)
また、建勲神社の拝殿前からはまっすぐ先に右の大文字が見えます。
大文字はほぼ正面。
以前は建勲神社も木がボーボーであまり眺望はよくありませんでしたが、現在はきれいに切りそろえられて妙法も見えるようになっています。
妙法がどちらもよく見えます。ちょっと斜めですが。
無理すれば船形も見えます・・・。
アクセス:JR京都駅から市バス206、京阪三条駅から市バス12、河原町三条から市バス205で「船岡山」下車。
船岡山の眺望復活事業のニュース
船岡山からは、京都タワーと伏見桃山城が重なりそうに近く見えます。
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大勢の人とともに五山送り火を見る。浴衣で出かければ風情も倍増です。
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