左大文字の火床に行くにはいくつかの登山道があります。
8月の終わりに、昔の記憶を頼りに裏側の山から登ってみました。
鷲峯~鷹峯を結ぶ尾根道を通って大文字山の頂上を経由するかんじです。
だいたいはこのようなわかりやすい道なのですが、
行けども行けどもクモの巣だらけでしばらく人が歩いていない様子です。

虫にやられた木がときどき倒れていたりします。ポツポツと無数の穴が開いています。

ただひとつの案内板は割れて下を向いていて、どっちに行ってよいやらわかりません。

逆に木がまばらすぎて、どれが道なのかわかりにくいところも・・・。

分岐も多く、案内もほとんどないので、初めての方はきっと迷子になると思いますので、ルート説明は省きます。
大文字山頂を経由して火床に着きました。
風がびゅーびゅーと吹いていてさわやかです。

(大文字はもっと標高が高くまた素晴らしいですが、森がワンクッションあって街、という感じですね。)
火床は堅牢に造られていて、背が高く威厳があります。
造るのは想像もつかないほど大変だったと思われます。

どこまでも西大路通が見えます。
西大路通にさえ出れば、遥か遠くからでも送り火が見えるということですね。

京都タワーも。

東山の大文字もよく見えます。

妙法も斜めですが見えますね。

金閣寺の屋根が見えるのも得した気分です。

なお、火床から下へ続く道は送り火関係者の道であり、私有地でもあるので、普段は施錠されています。
また山頂に登って、来た道を帰ることになります。
※ 送り火保存会に団体で事前申込みすれば、ゲートを開けて最短距離で火床へ登らせてもらえるとのことです。
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