近年はアヒル手水で有名な
粟田神社さん。
粟田神社境内は高台になっているので、
送り火がいくつか見えます。
境内は夜9時ごろまで開放され、近所のかたがたが送り火を見に来るそうです。
(2020年、2021年はコロナ感染防止のため閉門)
船形と左大文字は正面によく見えます。
以前は他の字も見えましたが、妙法の妙の字は京都大学の新校舎でギリギリに。
右の大文字は近いですが側面です。
粟田神社へは、平安神宮からまっすぐ南下する神宮道を青蓮院のほうに向かうと、粟田口の道標があるので左へ少し行くと参道に出ます。
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https://bigkarasu.com/awatajinja.html粟田神社で五山送り火
馬場児童公園は真如堂の北側、吉田山と白川通りのあいだにある公園です。
大文字がよく見えます。

京都府京都市左京区浄土寺下馬場町。
また、
神楽岡通りを歩けば良い
鑑賞ポイントはたくさんあります。
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https://bigkarasu.com/babajidoukouen.html馬場児童公園や神楽岡通りで大文字送り火

銀閣寺前町公園は新しい分譲住宅地の一画の
大文字を見るために作られたかのような公園です。
なにも遮るもののない
大文字ベストスポットです。(大の下のほうは少し隠れますが)
銀閣寺前町公園から見た2014年の
送り火。

近所のひとびとが集まり、にぎやかな感じになりました。
しかし、近所のひとびとってのは撤収が早い!
大文字がしっかり燃えているのを見届けると、8時10分とか15分くらいにはぞろぞろとうちへ帰っていきます。地元のひとにとってはそんなかんじなのですねえ。
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https://bigkarasu.com/ginkakujimaecho.html銀閣寺前町公園で大文字送り火
JR二条駅ホーム上からは大文字、左大文字、船形、鳥居の4山が見えるそうです。
二条駅は背の高いビルに囲まれていますので、視界が開けている場所を探す必要があります。
ただし、プラットホームで遠景に気を取られていると危険ですから、あまりおすすめはしません。
いつも利用しているなら、ちょっと時間を調整して見てみるとよいでしょう。
その時間にJR車内にいて近辺を走っているなら窓の外を探してみましょう。
二条駅で下車して、すぐ近くのスーパーマーケット「ライフ」に行って送り火を見ることもできます。
くわしくはこちら。
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https://bigkarasu.com/post-50.htmlJR二条駅ホームで五山送り火
五山の送り火をいっぺんに見ようと思ったとき、誰もが頭に浮かぶのが京都タワーではないでしょうか?
地上100mの高さを誇る京都タワー展望室からは素晴らしい眺望が広がります。
五山すべての送り火が見えます。
くっきりと見える左大文字と船形。
難易度の高い鳥居型も見えます!
クリックすると大きくなります。
大文字は少し側面っぽく「k」の字になりますが、その他は見事にこちらを向いてくれています。

大文字から見た京都タワー

鳥居形から見た京都タワー

左大文字から見た京都タワー
さて、8月16日にこの展望室で送り火を見るためには、京都タワーホテルの『五山の送り火鑑賞と晩餐の夕べ』プランを予約する必要があります。
ディナー+フリードリンク+展望室入場料でひとり20000円(税込み・サービス料込み)となっています。(2012年の例)
あるいはツアー会社の五山送り火ツアーを利用する方法もあります。
公式サイトで「五山送り火」などのキーワードを入力して国内ツアーを検索してみてください。
近畿日本ツーリストで五山送り火プランを探す
京都タワーの普段の営業時間は9:00〜21:00。
大人770円
クーポンを使うと650円(リンク切れのようです)
17台ある展望台の望遠鏡は無料で使えます。
※ 8月16日は時間が制限され、通常の営業は19:00までとなってしまい、そのまま送り火を見ることはできません。
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https://bigkarasu.com/post-30.html京都タワーで五山送り火
虚空蔵法輪寺さんは嵐山の中腹にある『十三まいり』で知られるお寺です。
針供養や人形供養でも有名です。
このお寺には広〜い展望デッキがあり、鳥居形と大文字の送り火が見えます。
けっこうボロボロで風情はあるが危険なかんじだったデッキが修復されて、きれいになりました!
下のピンクの丸が法輪寺さんのデッキの位置です。
ここからは渡月橋も見下ろせます。
法輪寺が「送り火の穴場」と言われるのは夕方5時に普段通り閉門するから。
フェイントをかけて8時に再開門!
お寺の方にきくと「開けっ放しだと治安が悪いのでいっぺん閉めます。」とのこと。
時間になったら暗い暗い石段を登って展望デッキへ上がりましょう。
知らなければこんなに暗い中、登っていく勇気が湧かないと思います。
8時から数分かけてくっきりとした大の字が灯りました。
そして「妙法」の火がほわっと空を染めるのも見えます。(字が読めるほどではありませんでした)
20分遅れて、大きな鳥居が出現しました。
鳥居の送り火は渡月橋の左側。
夕方6時から法輪寺前の通りも含めて、渡月橋〜松尾橋の区間が全面通行止めになります。
クルマの方はお早めに。
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https://bigkarasu.com/post-29.html虚空蔵法輪寺で五山送り火
京都大学周辺は吉田山に遮られるように思えますが、大文字は高い位置にあるので、見えるスポットがけっこう多いです。
今出川通りの百万遍、東大路を1本南下した東一条通り、2本南の近衛通り、京都大学のキャンパスなどから見えます。
写真は東一条通りの京都大学正門付近から撮ったもの。
吉田神社の赤い鳥居の真上に大の字があって良い景色ですね。
ただし、ごらんのようにここからでは下半分は隠れています。
吉田山の木々が伸びていくので、年々隠れる傾向にあります。

大文字に近づくほど吉田山に隠れていきます。
もちろん京都大学の関係者や学生なら大学の建物の屋上に上がって送り火を見ることができます。
きくところによると、五山6つの送り火が全部見える建物があるとか!
わたしも昔、京都大学にときどき行っていましたが、そのころには送り火にまったく興味がなかったので調べもしませんでした...。
京都大学の中で、ほかに大文字の送り火がよく見える場所は農学部のグラウンドです。
京大病院のまわりもいいですね。
京都大学の桂キャンパスからも送り火が見えるそうです。
遠くに右の大文字と妙法。
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https://bigkarasu.com/post-23.html京都大学周辺で大文字送り火
大文字の火床から見るとポカッと空いている地面は京都大学農学部グラウンドです。
グラウンドの東端には断層の段差がある面白い地形の場所。
送り火当日は学生さんや近所の人々が大文字を見に集まってきてけっこうな人数になるそうです。
原則「部外者立ち入り禁止」ですが。
そのへんは京都大学らしくおおらかなようです。
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https://bigkarasu.com/post-42.html京都大学農学部グラウンドで大文字送り火
桂川にかかる
松尾橋からは
鳥居形の送り火を見ることができます。

橋の上から北側を見る。
橋上でも西側(松尾大社側)へ行くと、木立に隠れて
送り火は見えなくなります。
真ん中から東寄りならよく見えます。
空から見る松尾橋。
松尾橋東端から北へ向かう桂川沿い(29号線)も視界が広々としていて、鳥居がよく見えます。
橋上よりはこの道沿いでよく見える場所を探すほうが良いかもしれません。
アクセス:市バス「松尾橋」阪急嵐山線「松尾」
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https://bigkarasu.com/post-20.html松尾橋で鳥居送り火
嵐山の渡月橋や中之島からは大文字と鳥居形の送り火を見ることができるので、たくさんの人が渡月橋に集まりにぎやかになります。
渡月橋から鳥居形を見る。いつでも鳥居形は見えますが、注目するひとはあまりおられません。
逆に曼荼羅山から渡月橋を見たところ。右端の塔は虚空蔵法輪寺。
当日、橋の上には人がぎっしり!
渡月橋から見ると鳥居形は北西方向。

(googleより)
鳥居形に火が灯る。

(youtubeより)
嵐山では「嵐山・灯篭流し」も行われます。
嵐山渡月橋東詰から約7000~8000もの灯籠が流されます。
また、近くの寺の僧侶らが集まり法要が営まれます。
渡月橋のたもとのおすすめ旅館
宿を一歩出ると渡月橋。「鳥居形」と灯籠流しの幽玄の世界に浸れます。>> 嵐山温泉・彩四季の宿 花筏
宿を二歩出ると渡月橋。そこは「鳥居形」と灯籠流しの幽玄の世界!>> 嵐山温泉 渡月亭
川の一部では灯籠流しも行われます。灯籠の受付は中之島にあります。
岩田山自然遊園地からの眺めもよいそうです。
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https://bigkarasu.com/post-19.html嵐山渡月橋で五山送り火