内容がしゃれていて、あんこだけではなく、
大文字(黒粒餡・餅入り)
左大文字(マーマレード入り)
船形・妙法(黒粒餡・レーズン入り)
鳥居形(白粒餡・餅入り)
となっていて楽しいです。
絵的にはさらに幻想的な干菓子の『送り火』もあります。
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京都大文字送り火 鑑賞スポット・穴場スポット情報&送り火が見えるホテル。五山送り火は8月16日。2024年はどこで送り火を見ましょうか?大文字焼きと呼ぶひとも
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大正初期まで点火されていた「竿に鈴」の送り火はその場所さえわからなくなってしまいました。
明治24年の日出新聞では一乗寺。
明治31年の日出新聞では静原。
田中緑紅氏の記述では西山松尾山。
西陣から西の方向に見えたという回顧談もあるので、西山松尾山の確率が高いでしょうか。
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明治20年8月16日の日出新聞には市原の「い」の字の送り火のことが書かれています。
「愛宕郡市原村のいの字も点火」と。
いの字の送り火の地区は現在の京都市左京区静市の市原町。
(烏丸経済新聞より)
この地の市原山(現在の向山)にいの字が浮かび上がり、三条大橋あたりからも見えたのです。
標高426mの向山の山腹300m付近。
今でも歌い継がれるご詠歌があります。
『人も知る市原山のいの字こそ
大師の筆は今に残れり』
市原ではその年に家族の亡くなった家がいの字点火の奉仕をすることになっていて、負担が重くしんどかったので、続かなかったのだといわれています。
明治30年代ごろに途絶えたようです。
向山には火床の石積みがいまでもあるそうです。(わたしは未確認です)
江戸時代の地図にもちゃんと記載されていました。
2019年に新しいニュースがありました。
京都精華大の小椋純一教授が明治時代の「い」の字の他に、もう少し低い場所に「い」の字の跡を発見しました。
これは江戸時代中期ごろまで使われた古い「い」の字形で、その後、京都の街からも見えやすいように高度のある300m付近に作り直したのではないかということです。
小椋教授によると「元の低い場所のほうが地元の人々にとっては見やすいし、管理もしやすいのだが、町なかの人たちが眺めやすいように高い位置に移したのだろう」と。
送り火の観光化の流れは江戸時代からあったといえそうです。
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4月下旬に法の字を見ると、三ッ葉ツツジに彩られてとても綺麗でした。
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大文字山は京都市民にとってポピュラーなハイキングコースです。
南禅寺や日向大神宮から、若王子神社から、山科の毘沙門堂からなどから山に入る方も多いでしょう。
一番シンプルで近いのは銀閣寺門前を通るコースです。
道順もカンタン。
35.027905434,135.7995235
銀閣寺道から銀閣寺橋を渡り、銀閣寺を目指して歩いてきて、銀閣寺にぶつかったら左折、次に八神社にぶつかったら右折。
後は道なりに歩けば「大文字山入り口」の標識があります。
山道は階段や石段が整備されて歩きやすいです。
でも、勾配はかなりあります。
ここを夜に登る保存会のみなさんはたいへんだろうなあと思います。
20分〜30分登れば大文字の中心部へ到着できます。
もう一息がんばれば大のてっぺんからの眺望が堪能できます。
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左大文字の火床に行くにはいくつかの登山道があります。
8月の終わりに、昔の記憶を頼りに裏側の山から登ってみました。
鷲峯~鷹峯を結ぶ尾根道を通って大文字山の頂上を経由するかんじです。
だいたいはこのようなわかりやすい道なのですが、
行けども行けどもクモの巣だらけでしばらく人が歩いていない様子です。
虫にやられた木がときどき倒れていたりします。ポツポツと無数の穴が開いています。
ただひとつの案内板は割れて下を向いていて、どっちに行ってよいやらわかりません。
逆に木がまばらすぎて、どれが道なのかわかりにくいところも・・・。
分岐も多く、案内もほとんどないので、初めての方はきっと迷子になると思いますので、ルート説明は省きます。
大文字山頂を経由して火床に着きました。
風がびゅーびゅーと吹いていてさわやかです。
火床は堅牢に造られていて、背が高く威厳があります。
造るのは想像もつかないほど大変だったと思われます。
どこまでも西大路通が見えます。
西大路通にさえ出れば、遥か遠くからでも送り火が見えるということですね。
京都タワーも。
東山の大文字もよく見えます。
妙法も斜めですが見えますね。
金閣寺の屋根が見えるのも得した気分です。
※ 送り火保存会に団体で事前申込みすれば、ゲートを開けて最短距離で火床へ登らせてもらえるとのことです。
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大勢の人とともに五山送り火を見る。浴衣で出かければ風情も倍増です。
お得なレストランのクーポンはこちらから♪送り火当日は予約必須です。わたしが実際に五山送り火を見たレポートです。