2012年以降は消し炭のおすそわけはしておりません。
送り火は見て拝むだけになってしまいました。体力が......。
ご覧頂きありがとうございました。
(管理人)
2014年の五山の送り火が終わりました。
直前までたいへんな豪雨でした。
今年も消し炭のおすそわけはありません。
ご覧頂きありがとうございました。
(管理人)
2013年の五山の送り火が終わりました。
今年も消し炭のおすそわけはありません。
ご覧頂きありがとうございました。
2012年の五山の送り火が終わりました。
今年わたしが登って拾ったのは左大文字の消し炭だけですので、大文字送り火の消し炭おすそわけは致しません。
ご覧頂きありがとうございました。
(以下は2011年分)
【トリプル大文字消し炭プレゼント】
2011年の五山の送り火が終わりましたね。
今年は右の大文字と左の大文字の消し炭+丹波大文字の消し炭が手元にありますので、もし欲しい方があればお分けします。お代はいただきません。
(消し炭は2cmくらいの小さなものです。)
下のメールフォームに
お名前・お届け先などをご記入のうえ送信してください。
なにかメッセージもあるとうれしいです。
5名様に郵便でお送りします。(もしたくさん応募があった場合は抽選にします。発送をもって発表にかえさせていただきます。)
2011年8月20日 送り火ガイド管理人
【追記】8月25日現在ちょうど5名の応募がありましたので、3つの消し炭のセットを送らせていただきました。
8月いっぱいは引き続き募集しています。(8/31まで)
2011年の大文字送り火の消し炭プレゼントは終了しました。ご応募ありがとうございました!(2011/9/1)
※ 応募いただいた方には京都の情報など後日メール差し上げることがあります。
ご了承ください♪
(以下は2010年分)
2010年の五山送り火の消し炭プレゼントは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました!
この夏(2010年)、自分で登ったり、知人にいただいたりして、五山の六つのお山の
消し炭が手元に揃ったので、ご近所にお配りしたりしています。
やはり京都のひとには「えらいもんやなあ〜。ええ厄よけになるなあ〜。」と言って喜んでもらえます。
8月16日にそれぞれのお山で燃えていたものだとイメージすれば素晴らしいものですね。
知らないひとにとってはただの炭ですが。。。
もし、このサイトを見ていただいている方で欲しい方がいらっしゃいましたら、
五山の消し炭のカケラのフルセットを差し上げます。
(消し炭は大きいものではなく、2cmくらいのもの。送料もこちら持ちです。)
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https://bigkarasu.com/keshizumi.html京都五山送り火の消し炭おすそわけ
2003年9月13日、京都市や宇治市のフリーターや学生25人が懐中電灯を手に大文字山に登り、優勝マジック「2」を点灯した阪神タイガースの応援のため、阪神のマークを懐中電灯の光で灯した事件がありました。
当然、大文字保存会は激怒、警察も出る騒ぎになりました。
(京都新聞より:http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/gozan/08.php)
大文字は信仰の山なので、なんともデリカシーのない話ですが、
それ以前に「自分ちの庭に勝手に知らない人たちが来てバーベキューをするような違和感」はあったでしょうね。
ただ、阪神ファンは純粋に「わ〜!」って喜んだかもしれませんけど。。。
阪神が優勝した2003年の3連発。浜中・片岡・アリアス
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https://bigkarasu.com/post-40.html阪神タイガース優勝と大文字送り火事件
大文字送り火が終わったあとの消炭は粉末にして服すると持病が癒えると言われ、点火前から消し炭を求めて山に入る人で混雑します。入山禁止のはずですが。
たくさんの消し炭が出ますが、消火直後から拾われていきますし、大勢の人に配るために大量に持ち帰る方も多いので、大きなものはきれいさっぱり無くなってしまいます。
(中にはそれを売る業者もいます。保存会の了承は得ているのかな?)
(2010年は17日午後4時に大文字山に登りましたが、大きなものは全く残っておらず、親指大のものしかありませんでしたよ。)
現在は家庭の魔除け・厄除けとして半紙などに包んで軒先に吊るすことが多いそうです。
※ 大切な火床の石に座ったり、踏んだりしないように気をつけましょう。
>> 大文字の消し炭おすそわけしています。
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https://bigkarasu.com/post-38.html大文字送り火の消し炭を拾いに行きましょう
京都市内を歩いていて、ふと山のほうを見ると真夏なのに「紅葉のようなもの」が点在します。
一瞬「おっ、綺麗」と思うのですが、紅葉ほど鮮やかではなく、まさに枯れた赤茶色・・・。
大文字山(如意ケ岳)のある東山をはじめとして、京都の北山、西山まで「ナラ枯れ」が進んでいます。
(大文字山の火床から見てもナラ枯れは目立ちます。)
京都だけでなく日本全国で拡大しつつあるそうです。
これはカシノナガキクイムシ(カシナガ)という虫の仕業。
2010年はひどい猛暑なので、広葉樹の給水機能が低下していて、被害の進みが速い(昨年の5倍予想)とのこと。
カシナガ退治には薬剤注入、楊枝挿し、シートの巻きつけなど地味な対策しかないそうで、この勢いを止めるのは難しいそうです。
(大文字山の登山道でも多くの樹に処置がされていました。)
新しい方法としては、カシナガの天敵の線虫をカシナガの幼虫に寄生させて退治するという「虫には虫を!」というようなやり方もあるそうです。
ナラの木に10カ所の穴を開けて、何千万匹もの線虫を水に混ぜて注入。
すると線虫は水を吸い上げる木の中の管を通って移動し、樹全体に広がってカシナガの幼虫にアタックします。
薬よりは効率がいいそうですが、これも1本1本人の手で作業を行わなければなりません。
山には見えていたって登れない、辿り着けないところもたくさんありますから、やはり相当たいへんな作業でしょう。。。
2010年の送り火では大文字保存会は火が燃え移らないよう、松割木の数を300から250本に減らし、枯れ木には事前に散水しました。
なので今年の大文字は消えるのが早かったような気がしました。
でも、山火事もなく無事送り火が行われたことはなによりです。
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https://bigkarasu.com/post-33.html京都のナラ枯れが進んでいます。
京菓匠鶴屋吉信のお菓子「山あかり」です。
ブルータスの手みやげ特集 和菓子部門で1位となった「つばらつばら」の五山送り火仕様です。
見栄えだけでなく、ふんわりもっちりとしてとてもおいしいです。
(それぞれの中身は同じです。)
8月8日から8月16日の五山送り火までの期間限定。
高島屋の通販サイトで鶴屋吉信をチェックしてみましょう。
》 》 鶴屋吉信の和菓子を見てみる
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https://bigkarasu.com/post-31.html鶴屋吉信の山あかり
(写真:産經新聞より)
16日夜、京都の夏の風物詩「五山の送り火」が行われ、鮮やかな炎の文字が古都の夜空を焦がしました。
五山の送り火は、お盆に迎えた先祖の霊を再び冥土に送るための行事とされ、午後8時、如意ケ嶽(左京区)の「大」に続き、「妙・法」「船形」「左大文字」「鳥居形」が次々と点火され、古都の夜空に美しく浮かび上がりました。
16日の京都は残暑の厳しい日(市内の最高気温は35.5度)となりましたが、約10万人の見物客が詰めかけ、去り行く夏を惜しんでいました。
ナラ枯れの被害が目立つ大文字では、枯れ木に火の粉が燃え移らないよう配慮して、薪を例年の300束から250束に減らしたということです。
そういわれれば、見ていて少し線が細い印象があったような気がします。燃えている時間も短めでした。
夏なのに山が茶色くなり、紅葉のように見えるのは「ナラ枯れ」。
見た目にも広がっているのがわかります。
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https://bigkarasu.com/-2010.html京都五山の送り火 2010年は10万人
五山送り火がある8月16日は、午後8、9時台に京阪本線で京都方面から樟葉行き急行を6本増発します。
びわ湖、宇治川の花火大会の開催に合わせても臨時列車を運行します。
びわ湖大花火大会では8月6日に京津線と石山坂本線で普通電車を計75本を増発。
京津線は午後4~7時台に浜大津行きを11本、京都方面行きを24本それぞれ増やす。
石山坂本線では同4~11時台に計40本増やす。
8月10日の宇治川花火大会でも午後5~11時台に宇治線の中書島-宇治間で普通を上下計120本増発し、京阪本線でも京都方面行き急行4本、大阪方面行きの急行5本と普通1本を増やす。
京阪は京のイベントに合わせこまめに臨時列車を運行してくれるのでありがたいです。
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https://bigkarasu.com/post-24.html五山送り火の日は京阪増発
船形は西賀茂の明見山にあります。
西方寺の開祖である慈覚大師が847年、唐留学の帰りに暴風雨にあいましたが、南無阿弥陀仏を唱えて無事帰国できたことから、その船を型どって送り火を始めたと伝えられます。
船形万燈籠送り火を守るのは総門口町・鎮守庵町・今原町の55軒の農家からなる保存会。
江戸時代の地図に記載されている船形。
こちらは2017年にわたしが見た船形の送り火。京都ゴルフ倶楽部舟山コースの芝生の上から。
船形は精霊をのせて送る船で、その船首は西方浄土を向いているそうです。
火床からの景色。すぐ下には京都ゴルフ倶楽部舟山コース。
火床は79基、大文字と同様の形で、西方寺で鳴らす鐘を合図に点火されます。
点火時刻は8時15分。薪数400束、松葉130束。
(船岡山から見た船形の送り火)
西方寺では送り火が終わった後、西方寺六斎念仏が行われます。
【船形の護摩木の受付】
場所:山麓の西方寺
期間:8月5日〜15日 8:00〜16:00頃、16日 8:00〜10:00頃
船形の護摩木の受付の様子。西方寺の西側の駐車場です。
船形が美しく見えるのは賀茂川の上賀茂橋!こちら
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https://bigkarasu.com/post-36.html船形万燈籠送り火の基本情報
五山送り火の中で最も歴史が古いといわれる「大文字」。
京都東山の如意ヶ嶽の支峰 大文字山の西向き斜面にあり、五山送り火の中でも最大規模です。
標高の高い位置にあるので、遠くからでもその送り火をみることができます。
例年8月15日昼頃から16日昼頃まで銀閣寺門前で護摩木の受付が行なわれます。
護摩木には人々の様々な思いが書き込まれます。
家族の無事息災であったり、癒したい病名であったり。
【大文字 護摩木の受付】
15日 12:00〜20:00
16日 6:00〜14:30(なくなり次第終了)
銀閣寺門前 護摩木 300円
午後8時に山上にある弘法大師堂の灯明から松明に灯を移し、大の字中心部の火床「金尾(かなわ)」に点火された後、合図により一斉に点火します。
75カ所の火床に、膨大な量の赤松の割木を積み上げ、燃え上がらせます。
弘法大師堂の中では浄土院の住職さんが読経を続けます。
弘法大師堂
京都新聞によると大文字送り火の起源には3つの説があるそうです。
空海説
平安時代初期に、弘法大師(空海)が始めたという。
かつて大文字山麓にあった浄土寺が大火に見舞われた際に、本尊・阿弥陀佛が山上に飛翔して光明を放った。
この光明を真似て実施した火を用いる儀式を、弘法大師が大の字形に改めた。
足利義政説
室町時代中期、足利義政が始めたとする説。
1489年、足利義政が近江の合戦で死亡した実子・義尚の冥福を祈るために、家臣に命じて始めた、という。
大の字形は山の斜面に白布を添え付け、その様子を銀閣寺から相国寺の僧侶・横川景三が眺め定めた。
近衛信尹説
江戸時代初期に、近衛信尹(のぶただ)により始まったとする説。
1662年に刊行された「案内者」には、「大文字は三みゃく院殿(近衛信尹のこと)の筆画にて」との記述がある。
信尹は本阿弥光悦、松花堂昭乗とともに当代の三筆といわれた能書家だった。
KBS京都の2009年の動画をご覧ください。夕暮れ刻の空が綺麗です。
大文字の送り火がよく見えるスポットは、出町柳の鴨川デルタ・賀茂川堤防・鴨川と賀茂川にかかる橋・吉田山・銀閣寺道・京都御苑 &more!
● 出町柳の鴨川デルタ
● 賀茂川堤防
● 鴨川と賀茂川にかかる橋
● 吉田山・神楽岡
● 銀閣寺道
● 京都御苑
2014年の大文字送り火。銀閣寺前町公園から。
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https://bigkarasu.com/post-32.html大文字送り火の基本情報
鳥居形は北嵯峨の水尾山(曼荼羅山)にあります。
鳥居の形は道路からすぐの低い位置にあります。
江戸時代の地図に記載されている鳥居形。
わたしが撮った鳥居形の送り火です。
道路のカーブの先に鳥居の火が浮かびます。
見物しているのは多くが地元の人だと思います。
虚空蔵法輪寺の展望台から見る鳥居形。
(法輪寺から)
麓の鳥居本地区は愛宕神社への参道で一の鳥居が建っているところ。
なので、起源は愛宕神社に関係するといわれますが、くわしくはわかりません。
【鳥居形の護摩木の受付】
場所:化野念仏寺駐車場
時間:8月13日〜15日 10:00〜16:00頃、16日 9:00〜15:00頃
鳥居形の護摩木の受付の様子。
鳥居形は火の付け方が他の四山とは違います。
薪を井桁に組まずに、薪を合わせた松明を緑色の燭台に乗せます。そして親火の所で松明に火を移し、一斉に松明をもって走り各火床に突き立てていきます。
走るといってもかなりの斜面ですから命がけです。明るくても怖いのに...。
ベテランは危険な縦のラインを走り、まだ慣れない新入りは横のラインを走るのだとか。
鳥居形松明送り火を守るのは鳥居本の住人のみなさんによる保存会。他の山とは違ってこちらに引越してきたひとでも希望すれば保存会に入れるのだそうです。
燭台
鳥居形の火床は108基。除夜の鐘の数と同じ。
点火は午後8時20分で、五山のラストになります。
鳥居形の送り火がよく見えるのは、清涼寺北側の道沿い・嵐山渡月橋・虚空蔵法輪寺のデッキ・広沢池・桂川松尾橋など。
● 清涼寺北側の道沿い
● 嵐山渡月橋
● 虚空蔵法輪寺
● 広沢池
● 桂川松尾橋
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https://bigkarasu.com/post-37.html鳥居形松明送り火の基本情報